川本鉄工所

川本鉄工所は、北海道赤平市で1942年に創業し、地質調査から基礎設計、杭工事、地盤改良の施工までを社内で一貫して手がける会社です。地盤改良と基礎杭打ちのハイブリッド設計により、現場条件に応じて工法を使い分ける提案を行っています。

本記事では、同社の地盤改良における強みや対応工法、施工事例などを詳しく解説します。

川本鉄工所の公式HPキャプチャ画像
引用元:川本鉄工所公式HP
https://kawamoto-tekko.co.jp/about/

川本鉄工所の
地盤改良の強み

杭基礎と地盤改良を組み合わせるハイブリッド設計力

構造物を建てる際、必ずしも施工現場すべての基礎を同じ形状にする必要はないという考え方のもと、同じ施工現場のなかでも工法を使い分けるハイブリッド設計を提案しています。

例えば、工場を建てる際、重機を配置する作業エリアには支持力の高い杭基礎を採用し、負荷の軽い休憩スペースには地盤改良で対応するといった設計を行います。適材適所の考え方を取り入れることで、オーバースペックやコストの増加につながる不要な杭工事を避け、適正な仕上がりやコスト、工期を目指せます。

参照元:川本鉄工所公式HP(https://kawamoto-tekko.co.jp/foundation-work/)

現場ごとの土壌条件に合わせた提案力

施工現場によって土壌の条件や建てる構造物の形状、顧客のニーズは異なります。まったく同じ基礎工事はないとして、現場が変わるたびに状況をいち早く把握したうえで、丁寧なヒアリングと分析を行っています。

豊富な経験に基づき、状況に適した基礎工法を提案する体制を整えている点が強みです。

参照元:川本鉄工所公式HP(https://kawamoto-tekko.co.jp/foundation-work/)

川本鉄工所が
得意とする現場条件

杭基礎と地盤改良を使い分けたい工場・複合施設

重量のある機械を設置する作業場には杭基礎を、休憩所などの軽荷重エリアには地盤改良を配置するなど、エリアごとに異なる基礎形式を組み合わせたい現場に対応しています。

参照元:川本鉄工所公式HP(https://kawamoto-tekko.co.jp/foundation-work/)

布基礎・ベタ基礎・独立基礎など接地圧を満たす必要がある現場

地盤補強のために建築物の基礎下(布基礎、ベタ基礎、独立基礎)に接地圧を満たすよう、固化材スラリーによる改良体を配置する地盤改良を用います。

参照元:川本鉄工所公式HP(https://kawamoto-tekko.co.jp/foundation-work/)

軟弱地盤で支持層まで杭を到達させる必要がある現場

地震や台風などによる倒壊を防ぐため、地質調査によって強固な地層(支持層)を探り出し、そこに杭を打ち込んで構造物を安定的に支える杭打ち工事を行います。

建物規模や現場条件によって適した工法や会社は異なります。あわせて比較記事もご確認ください。

参照元:川本鉄工所公式HP(https://kawamoto-tekko.co.jp/foundation-work/)
注目
建物規模と施工条件に合った
地盤改良会社選びを

東京の地盤改良工事では、狭小地や搬入制限、近隣配慮など現場ごとに施工条件が異なります。さらに、建物規模によって必要な支持力や適した工法も変わるため、条件に合った施工会社を選ぶことが重要です。
本メディアでは、戸建て・マンション・アパート・高層建築といった建物規模別におすすめの地盤改良会社を比較しています。

川本鉄工所が
対応している主要工法

地盤そのものを強化する地盤改良を軸に、必要に応じて杭基礎(既製杭・場所打ち杭)を組み合わせるハイブリッド設計を得意としています。ここでは、地盤改良と組み合わせて提案されることの多い代表的な杭基礎工法を3つ紹介します。

既製コンクリート杭

工場生産のコンクリート杭を用いる工法で、プレボーリング工法(先に穴を掘ってから杭を建て込む)と中掘り工法(杭で穴を掘りながら同時に埋設する)の2種類の施工法があります。杭の種類も、まっすぐなストレート杭と、1m間隔で節が付いた節杭に分かれ、節杭は杭先端の根固め部と一体化させることで、より幅広い用途に使われているのが特徴です。

対応できる建物規模は3〜15階建て程度の中高層ビルが中心ですが、支持力を高めた工法や高強度・大径の杭の登場により、15階を超える高層ビルの基礎にも使われています。

※参照元:川本鉄工所 地業工事業ページ
(https://kawamoto-tekko.co.jp/foundation-work/)
2026年7月調査時点

鋼管杭

鉄製の杭を支持層まで到達させて荷重を支える工法です。元は橋梁や道路といった土木構造物の基礎として使われてきましたが、近年は高層ビルなど建築分野での採用例も増えています。杭同士を円形や井筒状につないで橋脚の基礎に用いる鋼管矢板という使い方もあります。

施工方法は複数あり、杭の中を掘り進める中掘り工法や、あらかじめ穴を掘っておくプレボーリング工法のほか、穴を掘らずに杭自体をねじ込んでいく回転貫入工法も採用しています。

※参照元:川本鉄工所 地業工事業ページ
(https://kawamoto-tekko.co.jp/foundation-work/)
2026年7月調査時点

場所打ち杭

既製杭のように工場で作った杭を運び込むのではなく、現場そのもので杭を作り上げるのが場所打ち杭の特徴です。支持層まで掘削した穴に鉄筋かごを設置し、コンクリートを流し込んで一体化させます。一般的な建築物から高層・超高層ビルまで、幅広い規模の基礎として使われているのが特徴です。

必要な性能に応じたバリエーションもあり、鉛直方向の支持力を上げたい場合は杭の先端を太くする拡底杭、水平方向の抵抗力を高めたい場合は杭の頭部に鋼管を組み合わせた鋼管場所打ち杭が使われます。

このほかにも、川本鉄工所は以下の工法に対応しています。

  • PHC杭工法(既製コンクリート杭の一種)
  • 節杭工法
  • 住宅杭工法
参照元:川本鉄工所公式HP(https://kawamoto-tekko.co.jp/foundation-work/)

川本鉄工所の
施工事例

既製杭等との比較検討のうえ柱状改良工事を採用(札幌市西区)

川本鉄工所施工事例
引用元:川本鉄工所公式HP
https://kawamoto-tekko.co.jp/works/foundation-work/396/

北海道札幌市西区にて、柱状改良工事を実施した事例です。既製杭等の他工法との比較検討のうえで、GIコラム-S工法(建築技術性能証明)が採用されました。

改良機やプラント、ポンプなどは自社の機材を使用しています。改良長は4.70〜5.60m、施工本数は184本です。

参照元2:川本鉄工所公式HP(https://kawamoto-tekko.co.jp/about/)
まとめ
川本鉄工所は、
ハイブリッド設計で適した基礎工事を提案する会社です

川本鉄工所は、杭基礎と地盤改良を現場条件に応じて使い分けるハイブリッド設計を強みとし、既製コンクリート杭や鋼管杭、場所打ち杭など複数の工法に対応しています。地質調査から設計、施工までを一貫して担う体制のもと、地盤改良機の導入や専門団体への加盟といった投資も進めています。

参照元1:川本鉄工所公式HP(https://kawamoto-tekko.co.jp/foundation-work/)

川本鉄工所の
会社概要

会社名株式会社川本鉄工所
所在地北海道赤平市共和町201番(赤平本社・工場)
東京都港区赤坂1-5-13 祥文堂ビル6F(東京営業所)
設立1950年3月31日
電話番号0125-32-2177(赤平本社)
03-5797-7354(東京営業所)
公式URLhttps://kawamoto-tekko.co.jp/