アサヒテクノは、独自考案の真空排水技術であるスーパーウェルポイント工法をはじめ、複数の地盤改良工法を扱う企業です。本記事では、東京支社を含む同社の特徴や対応工法について紹介します。
同社代表は、前職で考案したスーパーウェルポイント工法の実用化を目指し、1998年に独立という形でアサヒテクノを設立しました。設立の経緯からもわかるとおり、自社考案の技術を核とした事業展開が特徴です。
現在は、スーパーウェルポイント工法(SWP工法)のほか、SKK工法(すっからか〜ん工法)や真空プレス型リチャージウェル工法など、複数の工法特許を保有しています。真空排水を軸とした技術を自社で確立している点が強みです。
1998年の設立から2025年までに、国土交通省や都道府県市町村、民間企業など合計440件の施工実績を積み重ねてきました。内訳は国交省62件、その他国発注29件、公的機関77件、都道府県市町村208件、民間64件です。
施工には、一級土木施工管理技士や地質調査技師、技術士(建設部門)などの資格を持つ技術者が携わっています。地下水や地盤の分野では大学名誉教授などの技術アドバイザーも加わり、解析面からも工事を支える体制です。
含水比の高い粘性土地盤では、掘削中のぬかるみでトラフィカビリティが低下しやすく、掘削後も圧密沈下が課題になります。こうした軟弱地盤の改良や脱水を必要とする現場に対応しています。
地下水位が高い現場の掘削工事では、湧水や盤ぶくれへの対策が欠かせません。周辺に遮水壁を設置する場合、壁の外側の地下水位まで下がると近隣の井戸や地盤に影響が及ぶおそれもあります。周辺への影響を抑えながらの施工が求められる現場にも対応しています。
VOCや重金属による汚染が懸念される土地では、原位置での浄化やコスト面の検討が必要です。掘削・搬出をともなわずに浄化を進めたい現場に対応しています。
東京の地盤改良工事では、狭小地や搬入制限、近隣配慮など現場ごとに施工条件が異なります。さらに、建物規模によって必要な支持力や適した工法も変わるため、条件に合った施工会社を選ぶことが重要です。
本メディアでは、戸建て・マンション・アパート・高層建築といった建物規模別におすすめの地盤改良会社を比較しています。
アサヒテクノは、真空排水を軸とした複数のカテゴリーの工法に対応しています。ここでは、なかでも主軸となる3つの工法をまとめました。
地中に埋設した井戸内を真空に保つことで、大気圧の力を利用して地下水を強制的に排水する工法です。ディープウェル工法など従来工法と比べて揚水量は1.5倍から数十倍程度に高まり、施工本数を抑えながら地下水位を大きく下げられます。
3つの圧縮力を組み合わせ、対象層を圧密する工法です。対象層の下位の水位も低下させることで透水性が改善し、排水効率が高まります。真空気化とエアーブローにより含水比を軽減したうえで圧縮沈下を進め、地盤の強度を高めます。
浅層部に水平管であるQinT-wellを埋設し、Qinポンプで吸引排水する工法です。対象深度GL-8.0m以浅の軟弱地盤の改良に用いられ、粘性土地盤の圧密沈下促進を主な目的としています。VOCの除去や、スイング洗浄(SW洗浄)との組み合わせによる重金属の除去にも対応しています。
このほかにも、以下の工法に対応しています。
公式HPに記載がありませんでした。
独自考案のスーパーウェルポイント工法を軸に、SKK工法やQinTakoなど複数の工法を使い分け、軟弱地盤の改良や掘削工事の水替え、土壌・地下水汚染対策まで幅広く対応しています。1998年の設立以来、2025年までに国土交通省や都道府県市町村、民間企業など合計440件の施工実績を積み重ねてきました。東京都江戸川区には東京支社を構えており、首都圏の現場にも対応しています。
本メディアでは、東京の施工環境に対応できる地盤改良会社を建物の規模別に紹介しています。専門業者の検索にご活用ください。
| 会社名 | 株式会社アサヒテクノ |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県北上市和賀町岩崎新田旭ヶ丘490-1(本社) 東京都江戸川区平井5-11-8 サンヨーハイツ401(東京支社) |
| 設立 | 1998年(平成10年) |
| 電話番号 | 0197-73-6015(本社) 03-6913-9137(東京支社) |
| 公式URL | http://www.asahitechno.jp/ |
ここでは、「戸建て住宅」「マンション・アパート」「高層マンション」など建物の規模別に、おすすめの地盤改良・地盤補強会社を3社紹介。
施工条件が厳しい東京エリアに対応している会社を厳選しています。
幅広い工法提案力と小型施工機で
小規模建築に対応
コンパクト施工と高支持力な工法で
中規模建築に対応
高支持力・低騒音を両立した工法で
大規模建築に対応
※1 N値50の地盤条件下での比較において、押込み451.0〜2,521.0kN、引抜き459.8〜1,923.9kNの支持力。中規模建築にも対応を検討しやすい支持力水準です。
支持力は地盤条件や設計条件などにより異なります。
参照元:報国エンジニアリング公式HPより(https://www.hokoku-eng.jp/ground-improvement.html)
※2 参照元:報国エンジニアリング公式HP(https://www.hokoku-eng.jp/ground-improvement.html)
※3 先端地盤が砂質土・礫質土で、拡大掘削倍率ω=2.00、先端平均N値50、節部径φ1200の条件において、最大約16,000kN級の先端支持力。
大規模建築にも対応を検討しやすい支持力水準です。支持力は地盤条件や設計条件などにより異なります。
参照元:ジャパンパイル公式HP(https://www.japanpile.co.jp/method/pdf/hyper-mega.pdf)