東興ジオテック

東興ジオテックは、地盤改良をはじめ法面工事や構造物の補修・補強など、幅広いインフラ整備事業を手がける土木・プラント専門工事会社です。東興ジオテックの地盤改良・補強における強みや対応可能な現場条件、主要な工法、施工事例について解説します。

東興ジオテック株式会社
引用元:東興ジオテック公式HP
https://www.toko-geo.co.jp/

東興ジオテックの
地盤改良・補強の強み

独自工法を2種類保有し、都市部の難条件にも対応

東興ジオテックは、MJS工法とCPG工法という2つの独自工法を保有しています。両者は施工方向や締固めの仕組みが異なるため、現場の地質や周辺環境に応じて使い分けられる点が強み。

狭小地や近接施工など都市部ならではの制約が多い現場でも、選択肢を持って対応できる会社だといえるでしょう。具体的な工法の中身は後述する主要工法のパートで詳しく紹介します。

地中事業だけでなく法面・リニューアル・ロックの4事業を展開

地盤改良を手がける地中事業のほかに、斜面の崩壊を防ぐ法面事業、橋梁など構造物の補修を行うリニューアル事業、爆砕工事を担うロック事業も展開しています。

地盤改良工事を進める中で、隣接する法面の補強や既存構造物の補修が必要になるケースも珍しくありません。そうした場合でも同じ会社内の別事業部に相談できる可能性があるため、発注先を分けずに済む点はメリットです。

改良体の仕上がりをリアルタイムに確認できる独自の測定技術

JMRIS(ジェムリス)という独自の測定技術を保有しています。高圧噴射撹拌工法で改良体を造成している最中に、衝撃弾性波を使って改良範囲の広がりをリアルタイムで検出できる仕組みです。

地盤改良は完成後の状態を目視で確認しづらい工事だからこそ、施工中に精度を確認できる技術を持っていることは、仕上がり品質へ貢献する強みです。

※参照元:東興ジオテック株式会社公式HP
https://www.toko-geo.co.jp/construction/show/301
2026年7月調査時点

東興ジオテックが
対応できる現場条件

地下埋設物が多い都市部や、地上からの施工が困難な現場

MJS工法は水平・斜め方向の施工にも対応しているため、道路や鉄道の下など地上から直接アプローチできない現場でも改良体を造成できます。

上空制限や作業スペースが限られた狭小地

CPG工法は小型機械での施工が可能なため、上空に制限がある場所や建屋内部など、大型機械が入れない狭い作業空間でも対応できると考えられます。

河川下・海上・港湾など水域に近接する現場

羽田空港や築地川水門など水際・港湾エリアでの施工実績があり、台船を使った水上施工にも対応しています。

建物規模によって、適した施工会社は異なります。1~3階建ての小規模建築や10階建て以上の大型建築を検討されている場合は、本メディアの建物規模別の施工会社比較もあわせてご確認ください。

注目
建物規模と施工条件に合った
地盤改良会社選びを

東京の地盤改良工事では、狭小地や搬入制限、近隣配慮など現場ごとに施工条件が異なります。さらに、建物規模によって必要な支持力や適した工法も変わるため、条件に合った施工会社を選ぶことが重要です。
本メディアでは、戸建て・マンション・アパート・高層建築といった建物規模別におすすめの地盤改良会社を比較しています。

東興ジオテックが
対応している主要工法

都市部の狭小地や近接施工に対応する独自工法として、MJS工法とCPG工法の2つを保有しています。

MJS工法(全方位高圧噴射撹拌工法)

MJS工法
引用元:東興ジオテック株式会社公式HP
https://www.toko-geo.co.jp/construction/show/114

超高圧の硬化材を地盤中に揺動させながら改良体を造成する工法です。水平・斜め・鉛直のいずれの方向にも施工でき、円形から扇形まで改良体の形状を選べる点が特徴。 排泥は専用管で回収するため、周辺の土壌や水域を汚染しにくい仕組みになっています。

CPG工法(コンパクショングラウチング工法)

CPG工法
引用元:東興ジオテック株式会社公式HP
https://www.toko-geo.co.jp/construction/show/97

低流動性のモルタルを地盤中に圧入し、締め固め効果で周辺地盤を強化する液状化対策工法です。無振動・低騒音で施工できるため、既存構造物の直下や直近地盤でも採用しやすい工法です。

このほかにも、現場の諸条件に合わせて以下の工法に対応しています。

  • 機械撹拌工法
  • 排水促進工法
  • 液状化対策工法(CPG工法以外)
  • 固化処理工法
  • 軽量盛土工法
  • 地下水位低下工法
  • 高圧噴射撹拌工法(MJS工法以外)
  • 薬液注入工法
  • 仮設アンカー工法
  • 場所打ち杭工法
  • 地中連続壁工法
  • 裏込注入工法
  • 原位置土壌浄化工法(T-ESP工法)
  • 施工管理技術

東興ジオテックの施工事例

東京都大田区:東京国際空港誘導路地盤改良工事

東京国際空港誘導路地盤改良工事
引用元:東興ジオテック株式会社公式HP
https://www.toko-geo.co.jp/archivements/show/90

羽田空港の誘導路における、液状化対策のための工事です。CPG工法が採用されていて、2013年11月から2014年3月の約4ヶ月にわたって施工。1つ目の区画では直径470mmの改良体を2.0m間隔の正三角形配置で913本造成しています。2つ目の区画では改良体の直径を514mmとひとまわり大きくする代わりに、本数を233本に抑えています。

同じ現場でも場所によって地盤の弱さや必要な強度は変わってくるため、区画ごとに改良体の太さと本数のバランスを調整しながら、効率よく地盤を締め固めていることが伺えます。

東京都江戸川区:小松川高規格堤防中学校工区地盤改良工事

小松川高規格堤防中学校工区地盤改良工事
引用元:東興ジオテック株式会社公式HP
https://www.toko-geo.co.jp/archivements/show/32

堤防工事の事例です。CDM-LODIC工法という、地盤沈下や周辺への変位を抑えながら深層まで改良できる工法が採用されています。改良体の直径は1,000mmで、地中28.0mの深さまで改良体を伸ばし、合計364本を打設しています。

東京都中央区:築地川水門(改良)地盤改良工事

築地川水門(改良)地盤改良工事
引用元:東興ジオテック株式会社公式HP
https://www.toko-geo.co.jp/archivements/show/33

水門の改良工事です。河口部での施工に適したCDM-FLOAT工法(陸上機搭載台船方式CDM工法)を採用。改良体は直径1,000mmを二軸(2本の撹拌軸)で同時に造成するタイプで、平均改良長は4.1m、総本数は413本です。

まとめ
MJS工法とCPG工法で都市部の難条件に応える

東興ジオテックは1956年創業の実績を持ち、MJS工法・CPG工法という独自の技術力で、都市部の狭小地や既存構造物直下といった難しい現場条件にも対応してきました。 羽田空港や港湾エリアなど、水域に近接する現場での施工実績もあり、陸上から機械を運び入れるのが難しい案件にも対応する技術力が伺えます。

本メディアでは、東京の施工環境に対応できる地盤改良会社を建物の規模別に紹介しています。専門業者の検索にご活用ください。

東興ジオテックの会社概要

会社名東興ジオテック株式会社
所在地東京都中央区銀座7-12-7
設立1956年3月19日
電話番号03-3456-8761
公式URLhttps://www.toko-geo.co.jp/